バスから降り、私と沙耶は学校に向かった。


学校に着き、さっそく瑞貴と望に報告をした。


「瑞貴~!望~!」

「どうしたの?」

「なんかあったか?」

二人は同時に返事をした。


息ぴったりだな、と感心させられた。



「昨日のてるてるぼうずのおかげで晴れたし、翔に会えた~♪」

「よかったね」

「よかったじゃん」



二人は心から祝福してくれていた。


こんなに友達に思われてる私って幸せだな~と改めて思った。



「みんなのおかげだよ。ありがとう」

「頑張ってね♪」

「いつでも相談してよ♪」

「応援してっからさ」


本当に私は幸せだと思った。

みんなの応援があるから、もっと頑張れる。