エゴイズム☆キララ

それもそうだ


美亜が退社した時間、要はまだ社内で用務を熟していたのだから


同じ家へ帰るのに、先に出た美亜より早く家へ帰る事は到底無理に等しいのに



「先に帰って来ちゃった…はぁ〜あ」



美亜はガックリとうなだれ、ソファーにポ〜ンとバッグを投げると自身も同様にソファーに身を埋めた






ホワイトデーから1ヶ月半は過ぎた


食べ物が絡む事は忘れない質なのに、うっかりしていたのは恐らく石川誠二と色々あったからかも



美亜は瞼を閉じ



「あと、ちょとなんだよね…」



もう直ぐ、このマンションから自分が居なくなる事を考えながら意識が遠退いていった