ほっ、ほほわいとでえ!?
「でもホワイトデーからお目にかかってないんで残念です」
瑠璃ははぁ〜と吐き「行きましょうか」とトレーを抱えた
ほわいとでえってホワイトデーの事だよね
お菓子が貰える日の事だよね
バレンタインの日にチョコを異性にあげる習慣がなかった美亜は意味を履き違えていた
毎年、バレンタインデーにチョコはあげないものの一は必ずお菓子をくれた
イチ兄からは貰ったが要ちゃんからはまだ貰っていないとせがむのが、お決まりのパターンだった
「あたし貰ってない!!」
今年も一にバレンタインチョコはあげていないが、例年通りお菓子は貰った
だが、まだ要からは何も貰ってない事を思い出したのだ
「ありがとう瑠璃ちゃん」
瑠璃の肩をポンポンッと叩き真剣な眼差しでお礼を伝え、瑠璃の手の中にあるトレーを持って
「今日は早く帰らないと」
用事を思い出したかのように足早に会議室を去って行った
「ど、どう致しまして…」
会議室に残された瑠璃は何に対して礼を言われたか分からずポカーンとしていた


