コロコロ表情の変わる美亜の事を、ニコニコと優しく見守っている石川誠二は
「今度北海道にも行きましょうね。美亜さんのご両親の所にも近いうちに一緒に伺いましょう」
美亜の扱いに慣れたのか、物ともせず嬉しい言葉をくれる
今度…――次があるという事で
北海道にも…――北海道じゃない別の場所にも
この先も、北海道以外にの所にも
石川誠二の隣に並び、歩いて行くという事
「はい」
美亜は赤みを帯びた頬を隠すように俯いた
仕事も順調、恋も順調
綾子とたわいもない話で盛り上がって
瑠璃ちゃんとランチして
隣には石川誠二が居て
今が1番幸せなトキ
壊したくないし、崩さないで欲しいと願った
「今度北海道にも行きましょうね。美亜さんのご両親の所にも近いうちに一緒に伺いましょう」
美亜の扱いに慣れたのか、物ともせず嬉しい言葉をくれる
今度…――次があるという事で
北海道にも…――北海道じゃない別の場所にも
この先も、北海道以外にの所にも
石川誠二の隣に並び、歩いて行くという事
「はい」
美亜は赤みを帯びた頬を隠すように俯いた
仕事も順調、恋も順調
綾子とたわいもない話で盛り上がって
瑠璃ちゃんとランチして
隣には石川誠二が居て
今が1番幸せなトキ
壊したくないし、崩さないで欲しいと願った


