エゴイズム☆キララ

昔から知っている安心する声がし美亜は驚き、ハッと振り返ると



「あの時は凄い音がしたよな」



出張で九州に居るはずの要の姿があった



「へっ!?………な、に?」



幻聴……幻覚?



「予定より早く終わったから戻って来た」



美亜の額に手を伸ばし



「跡、残らなくて良かったな」



既に分からなくなった、幼少の頃にブランコがぶつかった部分を撫でた