…―――地面に落ちたバッグが振動し始め軽快な音が鳴り始めた
思い出へと旅立っていた意識が一気に現実へと引き戻され、慌てて携帯の通話ボタンを押した
『ちゃんと食べてるか?』
聞こえたのは、安心してホッとする声だった
「なーんだ、要ちゃんか」
『何だはないだろ、何だは』
ブツブツ説教が始まりそうな言葉を遮り
「今ねブランコしてるの!!」
とても明るい声で言った
寂しいんじゃなくて、ブランコしてて楽しいよって伝えたくて
「昔さー要ちゃんに無理矢理ブランコ乗せた事あったよね…あの時、あたし………」
ブランコに揺られるのが楽しくて
だから、要ちゃんにも楽しんで貰いたかったんだ
要ちゃんの言う事を聞かずに、余りに夢中になりすぎて
あたし、要ちゃんの事ブランコから……………
「美亜がブランコに額ぶつけたよな」
ブランコの鎖が品やかに揺れ、ククッと笑い声が頭上からした
思い出へと旅立っていた意識が一気に現実へと引き戻され、慌てて携帯の通話ボタンを押した
『ちゃんと食べてるか?』
聞こえたのは、安心してホッとする声だった
「なーんだ、要ちゃんか」
『何だはないだろ、何だは』
ブツブツ説教が始まりそうな言葉を遮り
「今ねブランコしてるの!!」
とても明るい声で言った
寂しいんじゃなくて、ブランコしてて楽しいよって伝えたくて
「昔さー要ちゃんに無理矢理ブランコ乗せた事あったよね…あの時、あたし………」
ブランコに揺られるのが楽しくて
だから、要ちゃんにも楽しんで貰いたかったんだ
要ちゃんの言う事を聞かずに、余りに夢中になりすぎて
あたし、要ちゃんの事ブランコから……………
「美亜がブランコに額ぶつけたよな」
ブランコの鎖が品やかに揺れ、ククッと笑い声が頭上からした


