エゴイズム☆キララ

女の子は閃いたかのように急に叫んだ



「美亜の番はもう終わり!」



地面に足の裏を擦り合わせ、ブランコの勢いを止めた



「はーい、次は要ちゃんの番ね」



女の子はブランコから下り



「だから俺はいいって」


「いーから、いーから」



男の子を無理矢理ブランコに乗せ



「キャハハハッ!ほら楽しいから」



威勢よく背中を押し始めた



「そりゃーーー!!」



女の子が力一杯押す度に金属が鈍い音を立てている



「うをいっ!あんまり押すなよ」


「キャハハッこうしたほうが楽しいよ!ホラッ!!」



女の子が笑いながら背中を押すと、男の子は回転しそうなくらい空との距離が縮まった



「お、おいっ!!」



全く勢いが止まりそうがないので、止めさせようと顔を女の子に向けた瞬間……―――!!