エゴイズム☆キララ






真上にあった太陽が傾き、空が朱色に染まる頃

たくさんの子供達の声が公園内から溢れていた


一角の遊具で小さな女の子と小さな男の子が仲良く遊んでいた



「要ちゃん、もっともっと!」



ブランコに揺られている女の子は、背中を押してくれている男の子に急かした



「あんまり勢い付けると危ないぞ」


「大丈夫だよ!」



注意する男の子の声も耳に入らず、女の子はキャッキャはしゃぎながら足の裏を空に向けた






女の子は堪能したのか、暫くすると



「要ちゃんもブランコして!!」



背中を押してくれている男の子に向かって言った



「俺はいいよ」


「えーー楽しいのに」



男の子は拒否したものの、女の子は不満そうにブツブツ呟いた