美亜は注がれている紅いワイングラスを手に取り、コキュッと一口喉に通した
再び膝の上に手を添え、左手に光る指輪を右手の人差し指で撫でた
「石川さんと一緒に居るとドキドキするんです」
そしてチューする度に不整脈を起こすんです
言葉に飾りなんて要らない
そのまま、思っている通りの事を伝えればいいんだ
「石川さんの事が……好き」
…………みたい
「…です」
言い終えた美亜は頬が朱く染まる事もなく、心臓が煩く跳ねる事もなく、ただ…
ただ、安堵感が体内に広がった
「返事が遅くなってごめんなさい」
美亜が素直に謝ると
「僕は待つ事を苦だなんて思いませんから」
テーブルに両肘を付き、優しい笑みをした顔の前で両手を組んでいた
「寧ろ今は美亜さんからその言葉を貰えて、とても嬉しいですよ」
微笑んでいる黒い瞳の奥で光る鋭い視線に、少しゾクリとした
再び膝の上に手を添え、左手に光る指輪を右手の人差し指で撫でた
「石川さんと一緒に居るとドキドキするんです」
そしてチューする度に不整脈を起こすんです
言葉に飾りなんて要らない
そのまま、思っている通りの事を伝えればいいんだ
「石川さんの事が……好き」
…………みたい
「…です」
言い終えた美亜は頬が朱く染まる事もなく、心臓が煩く跳ねる事もなく、ただ…
ただ、安堵感が体内に広がった
「返事が遅くなってごめんなさい」
美亜が素直に謝ると
「僕は待つ事を苦だなんて思いませんから」
テーブルに両肘を付き、優しい笑みをした顔の前で両手を組んでいた
「寧ろ今は美亜さんからその言葉を貰えて、とても嬉しいですよ」
微笑んでいる黒い瞳の奥で光る鋭い視線に、少しゾクリとした


