エゴイズム☆キララ

近頃、日が沈むのが遅くなったが、やはり夜の8時を回ると辺りは真っ暗だ


駅からマンションまでの通い慣れた道程を歩いていると、小さな公園が目に入った


普段ならば素通りしてしまう公園


休みの日、たまに公園の前を通ると小さな子供達が遊んでいる




美亜は街灯に照らされた木の元へ近寄り、1本の桜の木の幹に手を添え



「そっか…桜の季節だ」



満開に咲く桜の花を見上げた




街灯の光を浴びた花びらは、雲から垣間見える濃い藍色を背景に、ピンク色を主張していた