エゴイズム☆キララ

問題が解決し、頭がスッキリとした


なので翌日の朝はスッキリと目覚める事が出来るだろうと思ったが、それは気の所為であった






今朝も普段通り要に叩き起こされた

変わらない日常のひとこま


お陰で寝坊と遅刻はない






会社の自動ドアを潜ると後ろから肩を叩かれた



「おはよう」


「おはよう綾子」



勤務開始ギリギリの時間帯に綾子と会うのは珍しい



「今日は遅いね、寝坊?」


「まあ、そんなとこ」



綾子の目が一瞬、泳いだような気がした



「それより、なんかあった?」



美亜に口を開かせる事なく綾子は話題を掏り替えた