行為の余韻に酔ってしまっているのか


それとも………す、…



「分っかんなーーーい!!」



美亜は雑念を払うかのように頭をブンブン振り、髪が乱れた人物に問い掛けた



「………どう思う…?」



いくら睨み合っても返答は無く、最後にひと凄みし、風呂場へ入った






彼氏がいる訳でもないのに、石川誠二との関係を受け入る事が出来ないでいる


そんな自分にどうしたら良いかも分からず、返答を有耶無耶にしたまま日々が過ぎていった