エゴイズム☆キララ

白石一家に石川誠二という男性が加わった4人で、テーブルを囲むこの状態を“見合い”と呼ぶには程遠い気もする



そもそも“見合い”という物事態、初体験なのだから



「…………」



依然彼はニコニコしているだけだ



「…ええっと…」



この状況に居心地悪く感じ



「そろそろ時間なので…」



退席しようと思い、席を立とうとしたら



「そうよね!気が利かなくてごめんなさい」



オカンの言葉に遮られた



「ではでは、後は若いお2人さんで!」



タイミングを逃し、オトンとオカンがニヤニヤしながらこの場から差っていった



「え、いや、ええっ!?」



あまりの展開に頭が付いていけない