エゴイズム☆キララ





「何が気に入ったの!?何でこんな事になったの!?それにあの手紙は何!?日時と場所だけって!意味分かんない!写真送られて来たって、あれじゃ誰か分からないし!!」



はしゃぐオカンを尻目に美亜は一気に捲くし立てた



「あらあら、ご立腹ね。そんなに怒らないの。折角の晴れ舞台が台無しじゃない」



美亜は息継ぎなしで喋り、腹部を圧迫されている所為で息が上がり、鏡台の椅子に凭れるように座った



落ち着いた美亜を見て、「パパがね…」とオカンが話始めた