要が用意してくれたトーストに、たっぷりマーマレードジャムをぬり口に頬張った
「あ〜行きたくなーい」
美亜は見合い当日まで不貞腐れていた
せっかくの休みの日なのに
何が悲しくて早起きしなくちゃいけないんだ
ホカホカ湯気立つマグカップに入ったココアを1口飲んだ
「時間大丈夫か?」
要に言われハッと時計を見ると10時半を過ぎていた
「ウヲォッ!!」
慌てて身支度を整え、新聞を読んでいる要に声をかけた
「要ちゃん行ってくるね!」
踵を返し、玄関に向かおうとしたら
「美亜…」
要に呼ばれ足を止めた
「あ〜行きたくなーい」
美亜は見合い当日まで不貞腐れていた
せっかくの休みの日なのに
何が悲しくて早起きしなくちゃいけないんだ
ホカホカ湯気立つマグカップに入ったココアを1口飲んだ
「時間大丈夫か?」
要に言われハッと時計を見ると10時半を過ぎていた
「ウヲォッ!!」
慌てて身支度を整え、新聞を読んでいる要に声をかけた
「要ちゃん行ってくるね!」
踵を返し、玄関に向かおうとしたら
「美亜…」
要に呼ばれ足を止めた


