どのくらい堪能したのだろうか
「…………美亜」
名前を呼ばれ美亜が見上げると要は呆れていた
「お前なぁ……はぁー…」
今に始まった事ではないが、喜怒哀楽の激しい彼女
朝とはえらい態度の違いだ
「朝は逃亡したくせに」
「うっ!!…ごめんなさい」
反論する余地もなく、ショボーンとうなだれた
「でっ、でもね!」
だが、ここで負けてられない
「ビックリしたの!いきなり現れたし、いきなり挨拶仕出すし!!だいたい聞いてないし!!」
朝の感情が蘇り、要の腕を掴んでグラグラ揺さ振り一気にまくし立てた
「教えてくれてもいいじゃん」
思いを吐き出すと美亜は再びしょぼくれた
「通達見てないのか?」
「…見た」
だから今日、要ちゃんが出社するのは知ってた
「最後まで読んだか?」
そう言われると…
「……たぶん…」
曖昧な返答を聞いて再び要は溜め息をついた
「読めよな」
人事異動に関する通達なんて、あまり目を通さない
本社から支店を合わせれば何千という人間がいる
知っている人だから今回は頭に入れてたようなもの
だけど、やっぱし自分に非があったのだろうか
「読めよな」
再度諭されると「………はい」としか答えようがなかった
「…………美亜」
名前を呼ばれ美亜が見上げると要は呆れていた
「お前なぁ……はぁー…」
今に始まった事ではないが、喜怒哀楽の激しい彼女
朝とはえらい態度の違いだ
「朝は逃亡したくせに」
「うっ!!…ごめんなさい」
反論する余地もなく、ショボーンとうなだれた
「でっ、でもね!」
だが、ここで負けてられない
「ビックリしたの!いきなり現れたし、いきなり挨拶仕出すし!!だいたい聞いてないし!!」
朝の感情が蘇り、要の腕を掴んでグラグラ揺さ振り一気にまくし立てた
「教えてくれてもいいじゃん」
思いを吐き出すと美亜は再びしょぼくれた
「通達見てないのか?」
「…見た」
だから今日、要ちゃんが出社するのは知ってた
「最後まで読んだか?」
そう言われると…
「……たぶん…」
曖昧な返答を聞いて再び要は溜め息をついた
「読めよな」
人事異動に関する通達なんて、あまり目を通さない
本社から支店を合わせれば何千という人間がいる
知っている人だから今回は頭に入れてたようなもの
だけど、やっぱし自分に非があったのだろうか
「読めよな」
再度諭されると「………はい」としか答えようがなかった


