エゴイズム☆キララ

だが、そんな事で怯んでいられない



「あたしもなんです!それにお客様にそんな事させる訳にはいかないので」



敢えて『お客様』を強調してやった



…こんな場面以前にも……



思い出す必要はない

気にしない!




こんな2人のやり取りを見て、要は呆れるしかなかった




結局、美亜は佐々木には勝てず『お粥作り』を断念した


要は「少し休む」と言って、寝室へ戻って行った


そして美亜は、佐々木がキッチン以外に出入りしないよう見張った