ハッキリ言うべきか濁すべきか迷っていると
「あの、あれは…」
「美亜、帰ったのか?」
要が寝室から顔を出した
「か、要ちゃん!熱は!?」
佐々木の視線の柵から抜けるように、要に目線を移した
「点滴打ったら、だいぶ楽になった」
「良かった、それより何で佐々木さんが居るの?」
要は佐々木の方をチロリと見、
「彼女は見舞いに来てくれたんだ」
そんなのは分かっている
聞きたいのはそんな事じゃなくて…
「だから家に上げたの?」
身内以外の女性が、この聖域に入って来る事に酷く抵抗を感じる
「あの、あれは…」
「美亜、帰ったのか?」
要が寝室から顔を出した
「か、要ちゃん!熱は!?」
佐々木の視線の柵から抜けるように、要に目線を移した
「点滴打ったら、だいぶ楽になった」
「良かった、それより何で佐々木さんが居るの?」
要は佐々木の方をチロリと見、
「彼女は見舞いに来てくれたんだ」
そんなのは分かっている
聞きたいのはそんな事じゃなくて…
「だから家に上げたの?」
身内以外の女性が、この聖域に入って来る事に酷く抵抗を感じる


