エゴイズム☆キララ

突然の衝撃に思わずうずくまり、ジンジンと痛みを発する右足を押さえた



「なん、で、こんな所に…」



あまり整頓されておらず、所々に段ボールが積まれているような状態である


誰も整理しようとしない事にも腹が立つし、段ボールごときに負けた気もして腹が立つ




「………ぷっ!!」



痛みと戦っていると誰かの吹き出す声がした



「ホントにドジだな」



聞き覚えのある声がする方に、左膝を付いたまま、両手を胸の前で構え身体を翻した



「トウッ!」



そこには予想外な人物―――要が居た