エゴイズム☆キララ




いいや、戻って来たら話そっと



再び仕事に集中しようとしたら



「白石くん」



背後から男性に自分の名前を呼ばれた


振り向くと、30代半ばの山中さんだった



「すまないが、このリストに必要な資料を資料室から持って欲しいのだが、頼まれてくれないか?」


「いいですよ」


笑顔で答えリストを受け取り資料室へ向かった