エゴイズム☆キララ

お互い譲れない性格の持ち主みたいだ


どちらとも折れる様子はなく、佐々木と一緒に給湯室で喋っていた先輩は、後方で参戦する事なくバトルの行方を見ているだけである



「わかった」



埒が明かないとでも言うように、美亜と佐々木の間にある火花を要が断ち切った



「時間が掛かるみたいだから、自分でするよ」




予想外の結末が出てしままい、要は自己解決し歩き出してしまった






余計な事しないで!と佐々木に睨まれたが、美亜は気にもせず



「のぉぉぉぉ!待ってー」



直ぐさま後を追ったが、要は給湯室には行かず通り過ぎ自販機に向かって行ってしまった



「どぉわぁぁぁぁ…」



そのまま後を追うわけにもいかないので、くっついて行くのは諦め給湯室で片付けをする事にした