エゴイズム☆キララ

出しゃばるな!とでも言うように佐々木は目を大きく見開いてきた



「あら、白石さんはまだお仕事の途中じゃなくて?」


「給湯室に行く序でですから」



美亜も負けじと対抗した



「先輩にそんな事させるわけにはいきません!お茶汲みは後輩の役目ですから!!」


「そんな事気にしなくていいのよ」



佐々木はニッコリと微笑んでいるが、その面を1枚剥がすと、下からは般若のような形相が表れるだろう



「いーえ!ここは後輩のあたしがします」



普段はそんな事思ってもないくせに


そう思いながら反論した