エゴイズム☆キララ

美亜がポケェ〜っとしている間に瑠璃は片付けてしまっていた



「あんまり遅くなると怒られちゃいますよ」


「ん〜もうちょっとここにいるよ」


「じゃあ、先に戻ってますね」



殆どと言っていい程、後片付けをさせた上に片付けた物を全部持って行こうとしていたので



「それ、あたしがやっとくから」



瑠璃が手に持っている物を指した



「あたしここの片付けしてないからさ」



「ね!」と再度言うと、申し訳なさそうに託し別の仕事に戻って行った






たまには、こうやって何も考えずにボ〜っとしていたい


日々の生活で揉まれてしまった心を温め、更生させるのもいいかもしれない


雑踏から遮断され、静かな場所でポカポカ陽気に包まれていると、人間も光合成が必要なのではないかと思った