エゴイズム☆キララ



………阿部さんねぇ…



美亜はもう1度記憶を遡らせた



「あっ、そだ!この前、飲みに行こうって誘われた」


「誘われた?!」



綾子はグイグイ身を乗り出してきた



「勿論行ったんでしょうね?」


「ハヤ?……行ってない、よ」



あまりにも鋭い眼光を向けてくる綾子に萎縮してしまった



「どおして?!勿体ない」



勿体ない??



「美亜には分からないでしょうけど、阿部さんって人気あるのよ」