「それより、こんな朝早くから何しに来たんだよ。用がないなら帰れ」
せっかくの日曜なのに、奇怪な2人を相手にするのは疲れる
平穏な休息を願う要は一を追い返したい一心だった
「久々の兄貴との再開なのに要は冷たいなあ」
美亜に抱き着き、泣き真似を始めた
「ひどーい要ちゃん!イチ兄かあいそー」
ヨシヨシと頭を撫でる美亜
「はあ〜」
溜め息が尽きない要である
「美亜だけだよ!俺の味方なのは」
「コントはいいから早く帰れよ」
「要は冷たいよ。要には遣らないからな!」
いい年して拗ねながら、玄関先に置いてあった大量の袋を美亜に渡した
「お土産だよ」
「ほぉ〜う」
美亜はウットリと眺め、袋の中から品を取り出した
「チョっコだ!!」
1つ目に取り出したのはナッツ入りのチョコ
「つっぎは〜…」
そしてトリュフ………………全部出してみると………全てチョコ!チョコ!!チョコ!!!チョコ!!!!


