「大人しくしろって。」
相手は下着を脱がせる事に取り掛かり始めた。
「やぁっっ。やめて。やだっっ!」
「うっせっっ!」
バシッ
頬を叩かれる。
涙が溢れてくる。
「いやだ・・・。龍くん。助けて。」
「助けなんてこねぇよ。」
抵抗する事も疲れてきた。
・・・。
ここから先は覚えていない。
ショックが大きくて。
ただ、犯されたという事は理解した。
その後は、待っていた場所まで戻されて。
今も、龍くんを待っている。
走る足音。
はだけた服。
あたし、汚い。
『さくら・・・?』
聞き覚えのある声。
「龍く・・・。」
『さくら。お前、何処行って・・・。』
「龍くん。」
彼はあたしが食べたいと言った綿飴を片手にもっていた。
それで、息を切らしている。
大分探したらしい。
『俺、お前の事探して・・・。めっちゃ心配、した。』
「うん。ごめんなさい。」
『そうじゃなくて。・・・。』
彼は気づいたらしい。
あたしの乱れ方に。
『さくら・・・?お前。どうし』
また、涙が溢れ出てきた。
恐い。消したい過去。
『え。さく、ら?』
「ごめんなさい。ゴメン、なさい。」
あたしは、龍くんの胸にしがみついてひたすら泣いた。
それでも、涙が枯れる事は無くて。
『え。と、とりあえず、落ち着け。な?』
彼の優しい言葉。
少し落ち着きを取り戻す。
『何があったかは後ででいいけど、とりあず、綿飴。』
そういって、綿飴をさしだされる。
「いいの?」
『言ったじゃん。俺の奢り。』
白い歯が輝いている。
「ありがとう・・・。」
『ん。食べていいよ。』
相手は下着を脱がせる事に取り掛かり始めた。
「やぁっっ。やめて。やだっっ!」
「うっせっっ!」
バシッ
頬を叩かれる。
涙が溢れてくる。
「いやだ・・・。龍くん。助けて。」
「助けなんてこねぇよ。」
抵抗する事も疲れてきた。
・・・。
ここから先は覚えていない。
ショックが大きくて。
ただ、犯されたという事は理解した。
その後は、待っていた場所まで戻されて。
今も、龍くんを待っている。
走る足音。
はだけた服。
あたし、汚い。
『さくら・・・?』
聞き覚えのある声。
「龍く・・・。」
『さくら。お前、何処行って・・・。』
「龍くん。」
彼はあたしが食べたいと言った綿飴を片手にもっていた。
それで、息を切らしている。
大分探したらしい。
『俺、お前の事探して・・・。めっちゃ心配、した。』
「うん。ごめんなさい。」
『そうじゃなくて。・・・。』
彼は気づいたらしい。
あたしの乱れ方に。
『さくら・・・?お前。どうし』
また、涙が溢れ出てきた。
恐い。消したい過去。
『え。さく、ら?』
「ごめんなさい。ゴメン、なさい。」
あたしは、龍くんの胸にしがみついてひたすら泣いた。
それでも、涙が枯れる事は無くて。
『え。と、とりあえず、落ち着け。な?』
彼の優しい言葉。
少し落ち着きを取り戻す。
『何があったかは後ででいいけど、とりあず、綿飴。』
そういって、綿飴をさしだされる。
「いいの?」
『言ったじゃん。俺の奢り。』
白い歯が輝いている。
「ありがとう・・・。」
『ん。食べていいよ。』
