:)side 華南


「・・・どうしたの。その唇」


今は久しぶりに蓮くんの部屋をお掃除中


「・・・やっぱり目立つ?」


「・・・翔か、」


あたし達が付き合っている噂は誰もが知っているわけではない


蓮くんにはなぜか真っ先にバレたけども



「・・・どんだけすごい
キスされちゃってんのぉ?」


「違うよ!!乾燥してんの!!」


「真夏に?」


「あは。」


そう、あたしの唇は毎日翔に犯されっぱなしで
皮が剥ける程になってしまった


「俺が消毒してあげる♪」


蓮くんの顔が近づいてくる


「いいですッ!!掃除終わったから帰るよ!!
失礼しましたー!!」


「えッ!!ちょ・・・」


バンッ!!


・・・ふぅ、危なかった;