俺様ご主人様




何も知らない俺はひっついてくる楓を無視して
ずっと華南を見ていた


…最近目の下にくまができてる…


そういや最近華南の笑顔を見ない


…なんかあったのか?


声をかけようとしても楓が邪魔をする



そんな日々が続いたある日


「・・・だったんですのぉ♪」


あ゛?聞いてなかった


「・・・・・・へぇ」


いちおう愛想笑い



その時


バタッ!!


・・・・・・!?


華南が倒れている


「華南!?おい!!」


「翔様。そんなメイド放っておいて・・・・・・」


「うるせぇ!!!」


華南を抱きかかえて俺は走った