俺様ご主人様



--*---*--・・・


「俺、告ろうと思うんだ。」


「…え、」


ある日、蓮は真剣な目で俺に言った


…告る?


…華南に?


「ま…まだ早ぇんじゃねーのか?」


「俺はすぐ行動に移さないと気が済まないんだ」


あっそ、と言ってそっぽを向く


「翔知らないの?
今華南ちゃんここにいる執事さんから大人気何だよ?」


…は?


大人気?


「かわいいしお人好しで優しいから最近告られまくってるって!!
やだなぁ~取られちゃうよ」


あいつ…全然俺に相談してこねーし


…モテるんだあいつ


なんかモヤッとした


なんだこのモヤモヤ…


「で、ムリちゅーしちゃおっかな♪
って考えてるんだけど」


「へームリちゅー…
えぇぇぇ!!ムリちゅー!?そ、そり(れ)はやめろ!絶対やんなよ!!いいな!!これは命令だぞ!!」


「ぷッ、かんでるし
ジョーダンだよ♪
ジョークジョーク♪」


く、くそこいつ!!


「じゃ!またね☆」