秘密の恋



「うん!今日は智也に頼まれてハンバーグ作りに来たの」


「あら、そうなの?」


「おう!瑞希のハンバーグは美味いし、母さんも楽できるだろ?」


美味いだって、なんか嬉しいな…


「そうね~じゃあ瑞希ちゃん、頼んでも良いかしら?」


「うん!喜美代さんのために、張りきって作るね!」


「まぁ、嬉しいわ♪」


「俺のためじゃないのかよ!」

「ん?智也のためでもあるよ?」


「ん~なんか微妙だけど、まぁいいか」


まぁいいんだ…


「喜美代さん、キッチン借りるね?」


「えぇ、いいわよ、材料は冷蔵庫に入ってるから」


「はーい」


それから私が作ったハンバーグを、私と智也と喜美代さんと一緒に食べた。


後片付けをしてから、私はまた窓から自分の部屋に戻り、シャワーを浴びてからから、ベッドでゴロゴロしてたら、いつのまにか寝てしまった。