少し歩いてすぐの角部屋が先生の家。
「入って」
あたしは靴を脱ぎ先生の部屋に初侵入!!
『おしゃましまーす』
「どーぞ」
中まで進むと広いリビングがあってくつろげる空間もある。
そして、奥にもまだ部屋が何部屋かあるようだ。
先生の家は黒で統一されていて、シンプルなのに、なんだか居心地がいい・・・
男の人の部屋って感じだ。
『ここってあたしの家から近いんですねー』
「あぁ、まぁな!今度また遊びに来たら?」
『いいの??』
あたしは目をキラキラ輝かせながら言う。
「おう、学校帰りでも。あ、俺が遅い日は無理だけどな」
先生は、ニっと歯を見せて笑う。

