*♥先生の彼女♥*【完】



『汚っっ!!』






「悪かったなっ!汚くて」



あたしの背後から澤本先生の少し低い声が降ってくる。





『せっ先生!!』




澤本先生は急に部屋に入って来て



高そうな黒い椅子に腰かけた。





確か…昨日はこんな豪華な椅子なかったよね?





「小田お前もその辺に座れ」




そう言って黒いソファーを指差す。





あたしはそのソファーにちょこんと浅く座る。





『あの…昨日と比べてこの部屋ずいぶん変わっていますけど…』