*♥先生の彼女♥*【完】



えっ??



イキナリ先生がそんなことを言うからあたしの顔は、すごく驚いた顔をしていたと思う。


彼女・・・いないんだ??

本当に、いないんだ・・・



あたしの心のどこかではほっとしている自分が居ることも確かで。





先生に気があることも惹かれていた事も確かで、


毎日毎日、話せるのもすごく楽しみにしていたのも確かで、


先生の事誰よりも知りたかったのも確かだった。





あたしはもうまぎれもなく先生に【恋】をしていた。




『あの・・・それは何であたしに・・・?』



「昨日の質問の答え・・・かな」



先生はいつもの声でそう言う。



『ああ・・・そうか!・・・ですよね・・・』



あたしは明らかに変だ。



「でも、他の奴には言うなよ。付き合ってとか言われるの面倒だからさ」



先生は笑いながらそう言う。