*♥先生の彼女♥*【完】

結局昨日は、あの質問した後に先生は黙ってしまい、あんまり話せなかった。




あたしは聞いてはいけない事聞いてしまったんだと実感した。





プライバシーだしな・・・



本当の事言わなくても当然だし。



だけど知りたい。




澤本先生と付き合ってる人がどんな人かとか



いつから付き合ってるのかとか気になる。




そんな細かい所まで気になるという事は、




あたしはやっぱり・・・






澤本先生に憧れを抱いているのではなく、




惚れているんだと感じた。












キーンコーン・・・



「明日は頭髪点検あるからしっかり黒染めもしくはスプレーしてくるように!!」



先生なのにそんな事言っていいのか?



ってくらい生徒の味方だなー・・・




「じゃー明日もちゃんと遅刻しないでくるんだぞ!!」



その言葉で帰りのHRが終わる。




そしてあたしはまた、数学準備室に行く。




ガラガラ・・・



『失礼します・・・』




「おお!来たか、小田」



今日は待つことなく先生はもう来て座っていた。



『今日は何するんですか?』



あたしは聞く。