*♥先生の彼女♥*【完】



手と手が触れただけだよね…??


なのに、

何にそんなドキドキしてんの?


ヤバイもう澤本先生の顔
みれない…

あたしは、先生から目を擦らし、ソファーに座った。


「んあ?何だ急に??」


『何でもななないでしゅ』 


なぜか噛んでしまい言葉がハッキリ言えない。


もう!!何なの?あたし!!
さっきからどうしちゃったの!?



「はあ?おかしい奴」


『あ、あの…コーヒーごちそうさまでしたぁ』



あたしは慌てて準備室を飛び出した。



家に帰っても今日の先生の事で頭がいっぱいだった。

あたし…もしかして、

本気で澤本先生が好きなのかも…



でも確信が持てない。



好きってどういうことなの???



この気持ちは、何??