あたしの、あたしだけの人で居てよ… ねぇ、先生 早く起きて!答えが聞きたいよ… ピクッ… 一瞬、かすかに指が動いた。 まただ… また、この前みたいに動いた! なのに先生の瞼は閉ざされたまま。 目を覚ますの? だけど、あたしの期待とは裏腹にまたも先生は目を開ける事などなかった。 あたしは、この日もすっかり暗くなるまで先生の病室に付き添って5時過ぎからは先生のお母さんにバトンタッチ。