次の日、舞飛は昨日言った通り、学校を4限まで出てそれからサボって家に来てくれた。


毎日会って他愛もない話をして笑って、澤本先生といる時とは全然違うのに、どこか似ていた。


『ホントにサボって来てくれたね』


「あたりめーじゃん!!」


自信満々に言う舞飛はカッコよかった。



『・・・嬉しい』


思わず舞飛にキュンっとしてしまうあたし。


「あのさ・・・今度、優姫の両親が居る時に挨拶させて」


えっ?


それって・・・


『え?本気・・・なの?』


イキナリ真剣な顔をしてそんなこと言うからビックリしてきっとマヌケな顔をしていたと思う。


「おう、本気・・・」


舞飛の瞳がキリッとしていた。



『何て言うの?』



「挨拶するの遅くなりました。優姫さんと結婚させてください・・・かな?」


『ホントにそう言うの?』


「あぁ」