「では、私はこれで失礼します」 校長は自分の腕時計で時間を確認し、そう言う。 『・・・あ、はい・・・』 俺はぎこちなく言葉を返す。 キーンコーンカーン・・・ 休み時間終了を示すチャイムが静かな廊下に響く。 俺は次の授業がある、自分のクラスに向かう。 足取りは速く授業中だろうと関係なく、一刻も早く優姫と会って直接話したいと思ってしまう自分がいた。 俺は教室の前に立ち、深く深呼吸をしてからドアを開けた。 ガラガラガラ・・・・・・