あぁそうか、確か彼女が居るって聞いてビックリしたんだね・・・
それで気を失ったんだ、
きっと。
気を失う程ショック受けたの?あたし…。
とりあえず起きなきゃ。
あたしは重たい体を起こして目を開く。
「大丈夫か?小田っ!!」
そこには保健室の先生ではなくて、澤本先生がいた。
『えっ、なな何でせんしぇいがいるんですくぁ??』
あたしはびっくりしてかんでしまった。
「アハハお前おもしれぇ奴だな!!」
先生はその整った顔を崩し笑った。
その顔はあまりにも綺麗でなんだか、引き込まれそうだった。
『はひ??』
あたしは先生の言っている意味が解らなかった。
それと同時にまた心臓の波が荒れる。

