~優姫side~ 月は反転し太陽を連れてきた。 今日は、学校に通う最後の日。 長い人生で最後の高生生活。 あたしは、中学時代から憧れたこの名門校を卒業する事はないんだ。 いつも何気なく着ていた制服を思いを込めて着る。 卒業したかったなー。 あと1年だったのにな。 でも、これでいいんだ。 あたしが悩んで決めた事なんだから。 お母さんはあたしが赤ちゃんを産むことを了承してくれたが、問題なのはお父さんの方だった。 お母さんがなんとか説得はさせてるみたいだが、毎晩喧嘩になっている。