「嘘、だったの?」 『はぁ?』 「あたしの事、本当は好きじゃなかったんだね」 そう言って車を飛び出した優姫。 これでいいんだ。 お互い前に進む為にこれでいいんだ。 優姫とは終わりだ。 これからは【先生と生徒】になる。 6日後に 俺はまた教壇に上がる。 今度は本当に不純じゃなく、まじめな 【教師】 として。