だけど、あたしの予想とは裏腹にお父さんの優しい声が響いた。 「優姫、体大丈夫か?」 「落ち着いたら父さんに話聞かせてくれるか?」 何で怒鳴らないの? いつもはもっと怒るじゃん?? 学校を無断で休んで遊んでた時とかすごい剣幕で怒ったのに今日は怒らないの? そんなお父さんの優しさにあたしの胸はぎゅっと締め付けられた。 「優姫、一人で抱え込まなくていいんだぞ。困った時は父さんや母さんにもっと頼りなさい」 その言葉を最後にお父さんは部屋を離れて行くのが分かった。