「・・・元彼が好き…だろ?」 瞬はあたしがこれから言おうとした事をさらりと言う。 『…えっ』 あたしは少し動揺する。 「図星か。ウザイねそう言う女」 『……』 あたしは何も言い返せないでいた。 「じゃーなんで今日、俺と会おうとした?」 『それは…』 「優姫はずるいね!ズルイ女の見本じゃん?俺さ、そういう女許せないんだよ?」 確かにそうだった。 あたしの気持ちだけで瞬を動かしてるんだから。 「俺の気持ち分かってたんだろ?俺と付き合え」 瞬はあたしを壁に押す。