「どうした?大丈夫??」 瞬があたしに気付いて優しくそう言う。 『だっ大丈夫』 ホントは大丈夫なんて嘘。 瞬はそれに気付かないよね?? 「強がんなって!!」 瞬はそう言いながらあたしの頭を優しくなでた。 「優姫?俺、優姫の彼氏になれないかな?」 『…え?』 イキナリの事にあたしの頭はパニック状態。 「俺なら優姫を泣かしたりしない。大事にするから…」