*♥先生の彼女♥*【完】




黙ったまま歩くあたし達。



あたしは、瞬の背中を見つめていた。


『…うっ』


かすかに漏れたあたしの声。



それと同時に一筋の涙が頬を伝う。


あたし、最低だ。



瞬の背中と澤本先生の背中照らし合わせた。


幸せだった頃の思い出がよみがえり自然に涙が落ちる。




やっぱり、やっぱり…


代わりなんかじゃダメなんだよ…。



先生が、いいんだよ…