「なーんだ違うんだ?」 菜々は少し残念そうに言う。 『・・・うん』 あたしも残念そうに返す。 すると菜々はとんでもない事を言い出した。 「じゃーさぁ!!! あたしが紹介してあげる★ 高校生活最後に彼氏いないとかありえないから」 『あ、えっと・・・その・・・』 あたしは言葉に詰まる。 「えっ??何々?とびっきりのイケメンお願いって?」 菜々は勝手にあたしが言おうとしてることと 違う事を言い出す。