ドアップで先生の顔があたしの視界いっぱいに映る。 ヤバイッ!! 心臓破裂しそう。 思いっきり目を瞑る。 先生の頬にキスをする。 チュッ 小さな音を立てた。 「んだよ、ここにしろよ~」 そう言って先生は自分の唇を指差す。 『でっ、できない』 あたしの心臓のドキドキはマックスを越えていた。 「もーいいや。あぁ!そうだ、鍵」 先生は急にそう言う。