「いい点とったらまたご褒美やるから」
先生があたしの耳元に吐息と甘い言葉を吐く。
『キャッ』
あたしはそれが突然の事でびっくりして澤本先生から30センチくらい離れた。
「んだよ!そんな嫌がんなよ?」
『そうじゃなくて・・・』
「じゃあ優姫からキスしろよ?」
そう言うと先生は先に目をつぶる。
あたしの心臓はドキドキ音を立てて動いている。
目をつぶった先生の顔はめちゃめちゃイケメンで
ホントにあたしなんかがこの人にキスなんてしていいのかな?って不安になる。
あたしの顔はだんだん先生の顔に近づく。
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