*♥先生の彼女♥*【完】



あたしは、『良かったー』という思いで胸を撫で下ろした。



毎年どのクラスにも「自分可愛い」や、「自分中心」の子がいて結構迷惑だった。



そう言う子に限って、イジメとかするし、悪口友の勧誘増やすし…で毎年結構迷惑していた。



かつてあたしも、イジメのターゲットになったりしてきたから今年はそういう子が居なくて平和に過ごせると思ったら気が楽だった。




教室の後ろの方に席が2つ空いていて、窓側の前から5番目の席にあたしが座り、その後ろに菜々が座る。





50音順だったからちょうど前後だった。




「席も前後とかラッキーだよねー」





後ろの席から菜々が話し掛けてきた。