「嫌がってんじゃん」 「は?」 俺は周りに誰もいないのを確認して男に向かって… 「離せってことだよッ」 …回し蹴りをした。 「痛っ…」 蹴りは命中して、朝奈は抜け出した。 「ハル…!!」 「朝奈…平気か?」 「うん…!!」 会話をしていると男が言った。 「何者だよ…お前」 「…ただの女子高生だよッ」 そぅ言って朝奈の手を引いた。 「行こ」